Dec 30, 2015

階段移設

吹き抜け空間に階段を設置します。
階段は、新しく作るとお金もかかるので、
とりあえず、もともとあった階段を取り外して、再利用することにしました。



まずは、階段を梁から外して、外に運び出します。


裏板を撤去して、掃除します。


再度小屋の中へ運び、吹き抜けの梁にかけ直します。


とりあえず仮設置は完了です。
上下の行き来がしやすくなり、来年の工事もはかどるといいです。

階段の設置が終わったあとは、庭でBBQ
手伝ってくれた友人達に感謝です!



Dec 19, 2015

存在のハイブリッド

吹き抜けの一部をスケスケな床にして、2階からの光が落ちるヴォイドの体積を大きくすることはできないだろうか、と考えました。

家に大量の鋼製足場が保管されていることを思い出し、吹き抜けの幅に合うか、確認してみます。
足場の付け根を少し加工すれば、利用できそうです。



本来、足場は工事中に仮設的に使われる材料ですが、本設的に取り付けることにしました。
すぐに取り払われ、工事現場を点々と移動し続けていた足場と、長い間この場所にずっと存在していた梁。
異なる存在の仕方をしていたものを組み合わせた、ハイブリッドな状態を作ります。
様々なものがごちゃ混ぜに存在し作られている現代の都市と、建物の内部をつなぐ連続性につながるのではないかと期待しています。





Nov 1, 2015

空間を上下に繋ぐ

1階と2階の行き来をするための階段を設置しようと思います。
その前に、階段が設置できる吹き抜け空間を作らなければなりません。
まずは、1階の天井に貼られたベニヤいたをはがしてみます。
2階の床板の隙間から、光が漏れてきました。



次に2階の床を撤去します。
床を支えていた根太が見えてきました。



2階の窓から、1階に光が射し込み、1階から2階へと風が抜けていきます。



2階から1階を見下ろす視点ができました。建物に立体的なつながりが生まれ、
また一つ空間に新たな広がりが加えられました。









Oct 31, 2015

壁撤去

1階の南北の繋がりを塞いでいた壁を取り除きました。
風が抜け、光が差し込み、長年ほこりまみれだった空間にたまっていた、淀んだ空気が一掃され、視線がとおり、空間を一望できるようになりました。


この空間をどのように区切るのか、もしくは繋げるのか。
潜在的な空間の魅力を生かした計画を考えたいと、思考を巡らします。





Oct 28, 2015

片付け2

1階は壁に囲われた空間で、真っ暗ですが、壁を取り外せば広く明るい空間になるだろう、
と期待し、中のものを片付けます。
兄が小学生のときに作った、蛇の凧が飾られていました。

養蚕をやっていた小屋なので、大きな換気扇が取り付けられています。
古い机も再利用します。



Oct 20, 2015

小屋裏解放

ほこりの重みで垂れ下がった天井を撤去しました。
小屋裏空間は長い間、闇の中に隠されていた為か、解放された今も闇を纏い、光を拒んでいるようかのように暗いままです
闇の中から屋根を支える小屋組が姿を現し、何とも言えない力強さを感じます。
建築の時間を感じる瞬間。



外壁に穴が空いていて、外の光が漏れている。どうにかして外気を遮断しなければなりません。





Oct 17, 2015

片付け

とりあえず片付けてみないと、どんな空間なのかもわからない。
ということで、保管されていたいろいろな物を片づけるところから始めます。
物がなくなるだけで空間が広く明るく感じられます。
建物の現状がわかるようになって、一気に想像が膨らみます。

2階の部屋は、かつて父親が寝床にしていた和室だったと聞いています。床の間と押し入れがあり、音楽家の写真が貼ってありました。




Oct 15, 2015

始めました。

今日から、実家の敷地に建つ農家小屋の改修を始めることにしました。
築60年ほどの木造2階建ての小屋です。

自主設計、自主施工。
いつ終わるのかもわからない。もしかしたらいつまでも終わらないかもしれない。
どこから手を付けて良いのかもわからない。
ただ、始めて見ようと思います。