Dec 30, 2018

壁の内側の魅力

2人の友人に手伝ってもらい、2階の外壁を剥がしながら、構造用合板を貼っていく作業を行う。
外壁のトタン板を剥がすと、貫と縦桟による格子が現れた。とても魅力的。
耐震補強となる構造用合板で隠れてしまうのがもったいないので、何とか一部だけでも現わせる方法を見つけ出したい。
外壁側では難しいので、内部で見えるようにできるか考えてみよう。

そして、年末の寒い中手伝ってくれた友人達に感謝!





Dec 29, 2018

建て方工事

新しい入口を増築するため、増築部の架構を組んだ。
新しい柱と梁にはあらかじめほぞの加工をしていたが、ぴったりとは合わない。
仕口には金物を使い、しっかりと部材をつないでいく。
最後に構造用合板を側面に貼り、既存の建物と連結。
風の影響もあり、歪みが出てしまったので仮筋交いで補正してみるが、果たしてどうなるか。




Dec 25, 2018

新しい入口

既存サッシを撤去した。
1畳ほどの増築は、新しい出入り口となり、内部が少しだけ拡張される。
入口を正面に見ると、内部の本棚や階段が見え、外にいながら少しだけ内側の様子も感じ取ることができる。


既存のまぐさや窓台も、部分的に残しながら、機能的なエレメントとして使えないかを検討。まだ具体的な案はありません。


Dec 24, 2018

水道工事

外壁の貼り換えのため、壁に固定されていた水道管を壁からはなす工事を行う。
地面を掘り、立ち上がりの手前で塩ビ管を切断。壁から少し離して塩ビ管を立ち上げる。
外壁が貼り終えたら、土台の上で水道管を建物の中に引き込む予定。




Dec 23, 2018

耐震補強工事

1階の外壁工事を開始。
一度に全体を貼り替えることができないので、トタンの壁を1枚づつ剥がしながら、構造用合板を貼っていく。
雨が降らないうちに全体て貼り終えたいところ。


内側のしっくい壁を剥がし、筋交いや貫をむき出しにしていく。
やはり心もとない構造になっていたので、新しく柱を建て、筋交いを入れ、構造用合板で耐震補強をしていくことに。


Dec 20, 2018

適材適所

増築部の基礎に土台を設置。
緑色になっているのは防腐剤を注入された栂材。地面に近い土台などでは、よく使われる材料で湿気だけではなくシロアリによる腐食にも効果がある。
この土台の一部は現しとなるので、仕上がってからも見ることができる。


筋交いを取り付けながら、構造用合板を貼っていく。
12㎜厚の3×10板はホームセンターでは購入ができなかったので、知り合いの工務店に手配いただいた。


Nov 21, 2018

波板基礎

既存外壁であるトタンの波板を型枠にした基礎コンクリートの脱型。
色と汚れまで、見事に転写されている。


Nov 19, 2018

合わせ梁の机

廃材を組みあわせ、模型作業のための机を製作しました。
巾が2700㎜ある長机です。
2枚の板が脚を挟み込むように作っています。まるで合わせ梁のような仕口です。



Nov 15, 2018

玉ねぎの苗を植える

 玉ねぎの苗を植えました。
土に穴を突き、1本1本植えていき、土をかぶせます。
腰痛を発症しての作業は、かなりつらいものでしたが、無事終わりました。
収穫は来年の5月ころです。



Nov 11, 2018

途切れたフローリング床

2階の床の一部をフローリングで仕上げました。
模型作業をする場所は、人が長くいることになるので、杉のフローリングで温かみや柔らかさを感じる床に仕上げました。
一方で、建築の中に工事途中の状態を残すため、一部、根太材と構造用合板の床を現しています。 フローリングの床が急に途切れ、下地が丸見えになることで現れる建築の切断面を見せること、改修による時間の断絶をなくしたいと考えています。


フローリング材は、大工であった亡き叔父が倉庫に保管していたものを使わせていただきました。



Nov 8, 2018

見えないものを映し出す器具

寒冷紗で開き窓を製作しました。
既存アルミサッシに合わせ腰壁を作り、開口部いっぱいの大きさに開き窓を設けました。
寒冷紗によって柔らかく仕切られた部屋に、外からの風が流れ込みます。
寒冷紗が風を受けてゆらゆらと揺れます。
内部建具は、視角や内部の温冷環境をコントロールするためのエレメントとして扱いがちですが、光や風のような見えない存在を映し出す機能も備えつけることができます。





Nov 5, 2018

キウイ収穫

ねぎし村の作物、キウイフルーツを収穫しました。
毎年11月頃に収穫をしますが、今年は豊作だったようです。
これから柔らかくなるまで少し熟成させます。




Nov 2, 2018

基礎立ち上がりコンクリート打ち込み

型枠をセットした基礎の立ち上がり部に、コンクリートを流し込みます。
頼もしい助っ人に来ていただき、ありがたい限りです。
型枠に既存外壁のトタンの波板を使用しました。建物の記憶の一部を転写して残そうという試みです。
果たしてうまく仕上がるのか。


妻壁工事 左官

妻壁の仕上げ工事を行いました。
あらかじめ取り付けておいたワイヤーメッシュの上から、小手を使ってモルタルを塗っていきます。
桐生市で木工家具の工房kirikaを営む、四辻さんに手伝っていただき、半日で全面塗り終えることができました。
お互いに初めての作業でしたが、普段からモノ作りをしていることもあり、試行錯誤をしながらうまく仕上げることができました。

協力して、技術を向上させるのもDIYの醍醐味です。




Oct 24, 2018

妻壁工事 ルーフィング

妻壁を左官で仕上げるために、コンパネの上にアスファルトルーフィングを貼っていきます。左官材料が割れても、木部であるコンパネまでは水が浸入しないように2重の防水を行います。
表面がざらざらしているので、左官材料の定着にも役立ちます。



Oct 20, 2018

妻壁工事 コーキング 水切り

妻壁の下地を張り終え、コンパネの隙間をコーキングしていきます。
気密、水密性を高めるだけではなく、左官仕上げのひび割れを防ぎます。
下部の外壁との見切りは、ガルバリウム鋼板の水切りで納めます。


高所での作業中、雲の隙間から光が差し込んで、虹が現れました。


Oct 16, 2018

妻壁工事下地

妻壁の工事を進めています。
断熱材のスタイロフォームを隙間にはめ込みながら、左官の下地になるコンパネを張っていきます。
高所での作業は普段とは違う視点で、景色を見られることができて新鮮です。



Oct 14, 2018

妻壁工事開始

穴が開いてしまっている妻壁の工事をはじめました。
妻壁とは、切妻屋根の場合、主に小屋梁から上の三角形の部分を言います。
現在では、工事の効率化、メンテナンスの優位性、シンプルな外観が好まれるという点から、外壁と同じ仕上がりとする建物が主流となっています。
今回の改修では、既存の外壁に習って妻壁は左官仕上げとします。
まずは、解体と下地と断熱工事から始めます。




Oct 13, 2018

造作と既製品の組み合わせ

廃材のべニア板と100円ショップの雑貨で小物入れを製作しました。
造作と既製品の組み合わせで作られるという点では、現代の建築と同じです。


Oct 6, 2018

ラフに隣り合う場

スタジオの北側の下屋の工事が進んでいます。
ポリカーボネートに囲まれた場所は、テーブルを置いて、打ち合わせスペースとしています。透明な外壁の向こう側は外部で、0.5㎜ほどの透明の波板を挟んで内外が隣り合っています。
テーブルは、もともとあったテーブルの鉄骨の足を錆止め塗装で仕上げ、天板を構造用合板に張り替えたものです。


打ち合わせスペースの隣には、木工事を行う作業場が設けられます。IKEAのシェルフと間仕切り壁に打ち付けた釘に、工具が収納されます。
作業場と打ち合わせスペースという性格の異なる2つの場所が、壁を隔てずに隣り合います。


Sep 24, 2018

薪だな製作

薪ストーブの設置を考え、廃材で薪棚を作りました。
端材を整理して置くこともできるため、とても有効です。
薪ストーブの設置も急ぎたいところです。


Sep 10, 2018

植木鉢舗装

使っていない植木鉢を使い、エントランスのアプローチを作りました。
大きさの異なる植木鉢を水平に並べ、モルタルを詰めていきます。
隙間はやがて草が生えて、緑色になるように土で埋めました。
人の目を引くアプローチになりましたが、まだ、この場所に馴染むまでには時間がかかりそうです。




Sep 9, 2018

耐圧盤打ち込み

増築部の基礎のコンクリートを打ち込みました。
150㎜厚の耐圧盤でべた基礎です。コンクリートの打ち込みは、毎回、体力的に大変です。


Aug 30, 2018

足場

同級生が営む足場屋さんにお願いし、仮設足場を設置していただきました。
なんと、長期間貸してもらえるということで、とてもありがたいです。
そして、工事が終わっても残しておきたいくらいにかっこいいです。

足場があると、建物と町の接続がより強まるように感じます。町の心象風景に近づくからでしょうか。