Mar 27, 2019

左官工事の苦労

増築をした西側の下屋の外壁は、垂木や梁が飛び出しており、面材では複雑な加工を要するため、モルタルの左官仕上げとした。
とはいえ、壁の出隅や垂れ壁の下部の左官工事はかなり難しい。
ラス網に定着せず、すぐにはがれてしまうので、慎重に小手で押さえてながら、何とか仕上げる。




Mar 23, 2019

空間を整える

北側の下屋に新たに間仕切りを作った。
木工の道具や材料を置いておく場と、打ち合わせを行う場を分けるため、空間を区切る。
道具や材料を完全に隠すことなく、ラス網のような透明な材料で区切ることで、建物全体のつながりや、それぞれの場の情報量を損なうことなく空間を整えていく。


様々な工具や木材が置かれた雑多な場所と隣り合わせで事務仕事や打ち合わせを行う。
そんな多様さをもった空間を獲得できたらと考える。


遠目ではほとんど目に見えないラス網は、余った材料を活用した。


Mar 21, 2019

床工事開始

土間になっている、1階の床の一部をフローリングにするため、床組みの工事を始めた。
土台と同じ高さに1本の大引きを通し、根太を転がしていく伝統的な作り方。
事務スペースとなる場所なので、床下には電気配線や断熱材を敷きつめていき、長時間過ごせる環境を整える。



Mar 16, 2019

チップ舗装

庭の樹木の枝で大量に作られたウッドチップを、北庭の一部に敷き詰める。
足元がふかふかしてなかなか気持ちのよいテラスができた。


よく見ると、様々な樹種が混ざったウッドチップになっている。


Mar 15, 2019

原木しいたけ

原木栽培しているシイタケが出てきた。



Mar 14, 2019

春の準備

冬の間に切り落とした木の枝を機械を使ってチップにしていく。
父親の知り合いに来ていただき、作業が進む。庭にあった木の枝がチップになり、地面に敷き詰められる。


北庭ではフキノトウが顔を出した。


Mar 5, 2019

杉板と洗面台

外壁の杉板を張り終えた。と同時に、コンクリートの洗面台を設置した。
実は、コンクリートの型枠と杉板の向きが縦方向に揃うように作っている。


Mar 2, 2019

杉板の外壁工事

建物の外壁の一部に杉板を張っていく。
人が触れやすい位置に自然の素材を使うことで、建築に直接的に触れることができて、より建物と人の関係が近づくのではないかと考える。
長寿命化を目指して建てられ、十分なスペックがありながらも、20年くらいで簡単に壊されてしまう建築が多いなかで、本当に建築の寿命を延ばすためには、建物に愛着を持つということが、とても大切なのではないかと考える。


湿気などの影響を受けやすい足元に、木材を使うことを心配されるかもしれないが、腐ったら簡単に交換ができるし、透明の防腐塗料を両面に塗っておくことで、長持ちさせることもできる。